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クリエイター個人の情熱とチームワーク

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頭でなく身体の奥底から強烈なインスピレーションが湧き立ってくる。
自らの直観を信じ、その発想に惚れこむ。
それを具現化したいという衝動に突き動かされて手を動かす。

「どうしても作りたい。」というクリエイターのもっとも純粋な欲求に駆られ、寝食を忘れてものづくりに没頭する無我の境地。こんなとき、クリエイターは歓喜に燃えている。
一人でやっていてもただごとではないこの感覚、これがチームで機能した時の喜びは計り知れない。仲間の発想に惚れ、仲間の腕を信じ、力を合わせてひとつのものを作り上げていく。10月にリニューアルした村式のホームページはそれがうまく機能した作品となった。

僕が担当したのはトップページの”大木”のプログラムと浮遊する”カミサマ”の動きだった。先の記事、「自然と調和したWebサイトづくり」平井が書いたように、彼は自然界の動きをサイトに取り入れたいと言い出した。このアイディアと住吉の立てたコンセプトに着想を得た碇野が木の絵を描いた。
皆がその絵に感動し、僕はその木に命を吹き込みたいと思った。

少し種明かしをすると、この木は会うたびに違う姿を見せる。その時その瞬間に決まるパラメータで色や形が決まるようにできている。二度同じものを見ることはないだろう。見た目では碇野が描いた絵には及ばないが、この木は生きている。凛々しい時もあれば不格好な時もある。”カミサマ”は平井の作ったMuradasから自然界のデータを受け取って動きに反映させている。萩の風が東に吹けば、”カミサマ”は画面右に流されていく。

住吉が大量の文章、コピーを書き上げ、碇野がデザインとコーディングを担当、度重なる修正を経てこのホームページが出来上がった。入社したばかりの重松は、自ら見つけだした古民家をオフィスにするべく内装の準備や、そこで始める新しい事業の構想、準備に力を尽くしてくれた。古民家オフィス「ふくすけ」は今後村式の文化を醸成する重要な場所になっていくだろう。


[古民家オフィス ふくすけ]

一方で、ホームページを担当した僕らのチームを支えてくれた影の立役者たちがいた。このプロジェクトは一か月限定の「戦時中モード」と銘打って、当時まだ十人しかいなかった社員を半分に分け、ホームページを担当するチームと通常業務を一手に引き受けるチームを作った。後者のチームは普段の半分の人数なので、平常時の倍の仕事をこなすという使命があった。華やかな舞台の裏には彼らの奮闘劇がある。彼らがいたからこそ実行に移せたプロジェクトだったし、精神的にも大きな励みとなった。

このプロジェクトを経て、個々は実力と自信を深め、仲間同士の絆はこれまで以上に深まったと思う。成果物だけでなく、目には見えないものも築いていく。そんなものづくりをこれからも続けていきたい。

以上、全然技術の話をしませんでした。


この時の制作手法を取り入れたコーポレートサイト制作サービスを始めました。
興味のある方はこちらをご覧ください。

この記事を書いた人

中川尚(メガネ)

東京生まれ。幼少期はサウジアラビアで世界各国の友人と過ごす。 早稲田大学・大学院では暗号の研究に従事。情報セキュリティの職を経て村式創業に参画。自然、宇宙、日本文化、音楽、芸術、数学、仏教、神道、テクノロジーなど人智を超えてそうなものに興味がある。 夜更けになると鎌倉の裏通りに繰り出し、地元の怪しい仲間たちと酒を酌み交わしている。

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