2023.4.7

村式が答える「EC運用のコツ」:集客方法“Google広告”とは?

村式が答えるEC運用のコツ

EC制作後の集客方法の一つとしてGoogle広告をご紹介いたします。

Google広告とは?

Google広告とは、Googleが提供しているオンライン広告のことです。Google広告では、自社ビジネスに関連したキーワードを検索するユーザーや、興味を持っている潜在顧客に広告を表示できます。自社サイトへのアクセスを促したり、自社製品やサービスの知名度向上、販売促進などのマーケティングを目的に活用できます。

Google広告のメリット

①広告の数値(効果)を確認できる

広告がどれだけクリックされたかや、表示回数など、数値を確認することができます。
この結果をもとに改善ができることが強みです。

②設定の自由度の高さ

時間帯、地域、年齢、キーワードといった項目ごとに配信設定ができたり、ユーザーの興味関心に応じて配信の強弱をつけることができます。

③広告費用

1日あたり、1か月あたり、広告単位でどのくらい費用をかけるかが自由に選択できるため、管理者が柔軟に管理することができます。

掲載の種類

掲載の種類は大きく分けて5つあります。

①検索連動型広告
②ディスプレイ広告
③ショッピング広告
④動画広告
⑤モバイルアプリインストール広告

①検索連動型広告

検索画面に広告文を表示します。検索されたキーワードに関連した広告が検索結果画面の上位に表示されるため、クリックされやすくなります。

検索型連動広告

②ディスプレイ広告

画像とテキストを組み合わせたバナー形式の広告で表示されます。アプリや情報サイトなどの広告枠に配信されます。

③ショッピング広告

画像付きで広告が掲載され、広告のリンク先で商品購入ができるため、ECサイトなどで商品を販売している人におすすめです。

④動画広告

動画内に差し込まれる広告です。YouTubeで流れている広告もこの動画広告に当たります。

動画広告

⑤モバイルインストール広告

アプリインストール広告とは、Google や Yahoo!、アプリストアの検索結果や SNS のタイムラインなどに表示されるアプリインストールを促す広告です。

実際に運用してみた感想

ここでは、ある案件の検索型連動広告・ディスプレイ広告の実例を交えて説明します。
期間的に出稿する広告については「ディスプレイ広告」として載せており、常に検索時に上位に表示させておきたいものについては「検索型連動広告」で載せています。
ディスプレイ広告と検索型連動広告、どちらも日々確認を行いながら、広告の有効性が高くなるようにすることが非常に大切です。広告の有効性が高くなるほど、広告の表示回数が増えて、クリック数へとつながります。

検索型連動広告

検索型連動広告では、Googleから最適なキーワードの追加を毎週提案されるので、それを日々追加して運用していくことで、より多くの人の目に止まるようになり、クリック数も増えてきています。

(例)最初に設定していたキーワード「スニーカー」「スニーカー おしゃれ」ですが、Googleから提案されたキーワード「スニーカー 日本ブランド」「スニーカー 歩きやすい」「スニーカー 雨に強い」などを追加

また、常に求められている商品は何なのか、広告に出す商品の入れ替えも大事です。3ヶ月間出稿してみてクリック数に伸び悩むことがあれば、別の商品に切り替えて、結果を比較することで、どの広告にどれだけの予算を掛けるべきかが判断できます。

ディスプレイ広告

ディスプレイ広告では、広告を見た人がクリックしたくなるような画像の使用や、文字数制限がある中でどのような広告見出しにするべきかを考えながら設定する必要があります。必要な項目全てを設定するとGoogleの広告の有効性が表示されます。
「非常に高い」「高い」「平均的」などの評価が出ますが、有効性が「非常に高い」になるまで、独自性の高い見出しに変更し続けたり、画像の見直しを行います。

また、具体的な数字をいれてあげることで有効性が高くなりやすいです。
(例)「2023年」「40%OFF」「セール3/1まで」など

あとは、広告が季節のものであれば、季節を感じさせる写真を使用してあげることで、クリック数の増加につながっています。

予算と売上

予算と売上については、対象商品やサービス内容、広告予算によって変わってきますが、例えば、ある案件では40万円ほど予算をかけており、多い時には350万円以上の売上が上がっています。
効果的に予算を使うことで表示回数の増加とクリック数の増加につながり、その結果CV(コンバージョン)に結びついています。

社内運用のメリットデメリットについて

よく広告運用を社内運用にするか代理店へ外注するか迷われている声も耳にします。下記では社内運用のメリット・デメリットをご紹介します。

メリット

・社内運用は代理店への外注コストを削減できる
・一連の運用業務を全て自社内で一貫して行うことになるためコミュニケーションが取りやすい

デメリット

・人件費や社内体制の整備が必要になる
・Web広告に関する知識や運用経験を持っている社員が必要になる(または外部から雇い入れるか、自社のスタッフの育成が必要)

ポイント

社内運用のための組織や広告運用のノウハウを育てていくリソースを社内で確保できるかどうかがポイントになってきます。 専門会社に広告運用を依頼した場合の費用は月10万円~50万円、もしくは広告費の20%程度が相場と言われていますが、かかる費用は広告予算によって変わってくることもあります。どのくらい広告予算をかけるかも検討した上で、社内運用か代理店へ外注するか決めてもよいかと思います。

最後に

村式
商品やサービスの内容によって、掲載場所や掲載方法、掲載内容が変わってくるためどの掲載の種類を選ぶべきか、予算をいくらかけるのかを検討する必要があります。村式ではECサイト制作だけでなく、EC事業プロデュースからその後の集客の方法まで一緒にご提案させていただきます。村式では最適な広告の選択までご提案させていただきます。    
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この記事を書いた人

村式広報部

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