「これをどう思うか、ちょっと読んでみてほしい」と言って住吉が貸してくれたこの本。
いやーーーーーーーーーーーーーーーー、あまりに面白くて、あっという間に読了。
というか
(わたし(の分身)が書いたのかと思った!)
と思ったぐらい、自分がこれまで考えていたことと違わぬ内容、しかもそれが「実践されている」かつ「成功している」という実話なので、
まじか!
と思いました。
これ、できてる企業ホントにあるんだ!!!!
という驚愕というか「うおーーーーーーーーーーー!」感。
しかもそれはブラジルの会社!
そして、ここに書かれていることが本当に本当に本当に事実であるならば、密かに夢を見させてくれます。
「それって、可能なんだ!」
と。
「一週間毎日が週末発想」というのは、まさにわたしの発想です。まさに!です。
(あ、でもそれ、週末をテレビの前でゴロゴロして過ごす昭和のおっさんみたいな週末ではありません)
毎日を「義務で働く」から「好きで働く」に再定義できれば、仕事は楽しくてたまりません。
疑問を持ったまま、あるいは持つこともなく「やらされる仕事」より、自分ならこうするという「やりたい仕事」に、好きなように取り組めれば一切の不満はどこかにいってしまうわけです。
それは人生そのものにおいても同じことが言えて、「こうしなきゃいけない」という義務感で行う全てのアクションを「やりたいからやる」だけにすれば、もう不満は完全に居場所を失います。
このセムコ社では
・月曜から金曜までを勤務日としていない。例えば水曜の朝、予算編成会議よりもロッククライミングに行きたければ行けばいい。土曜の午後の方が通勤が楽ならそうすればいい。
・一週間をどう使おうと自由。
・月曜の朝になると、週末に感じていた楽しみや満足感、自由がストップし、その状態を金曜まで続けなくてはいけない、嫌々ながら仕事に行くなんて最低だ。
といった考え方が示され、かつ、実際全社に導入されている(しかも工場の生産ラインに至るまで!)というから、そらびっくりしますよ。
要するに自主的な人生を選択する自由を完璧に与えている超クリエイティブ企業なわけです。
しかも、ブラジル。わたしの第三の故郷。(しかしいまだ行ったことがない!)。
そしてなんと、
「この経営者リカルドのその人が来日してのセミナーがあるから、行っておいで。村式で活かせることがあるかどうか、見てみてほしい」
と住吉は言ってくれました。
まじ嬉しい!
これには本当に感謝です。だって結構高額なんだよ、、、、
楽しみです。
どんな人物なのか。書かれていることは本当に本当なのか。
すでにいくつか質問したいことがあるわけですが、それは日本語でしたほうがいいのか(優秀な通訳がつくでしょうが、、、、)、若干アレでも英語ですべきなのか、それとも確実に伝わるイタリア語ですべきなのか(彼は絶対わかるはず)、ご愛敬的なポルトガル語の挨拶ぐらいしたほうがいいのか、などと瑣末なことにイメージを及ばせる自分は本当に能天気だなと感じつつも、ま、本当に楽しみです。