2019.4.15

日本最南端!?石垣島でリモートワークを体験!

翌日はゲータの滝でトレッキング。今回はてっぺんまで行きます!

こんにちは。村式代表の住吉が沖縄の石垣島に移住して早8ヶ月がたちました。
そんななか「村式のみんなもリモートワークを体験してみない?」という住吉の発案から、今回私と中川で一週間の石垣島リモートワークを体験してきました。
実際にリモートワークを体験してみて、分かったことや気づきをシェアしたいと思います。

飛行機で片道4時間...さすが日本最南端
飛行機で片道4時間…さすが日本最南端エリア

リモートワークを体験して分かったこと

私個人、普段仕事であちこち飛び回ったりすることは少なく、また長期間の出張などもほとんど経験がなかったため、本格的なリモートワークは今回がはじめてでした。リモートワーク初心者の私が実際に体験してみた、良かったことと課題感をそれぞれまとめてみました。

コワーキングスペース「Zuppa Ishigaki 離島ターミナル」をお借りしました
コワーキングスペース「Zuppa Ishigaki 離島ターミナル」をお借りしました!

○良かったこと

・気分転換ができる

この効果は思っていた以上に大きかったです。
家と職場の往復が続くと、楽なんですがどうしてもマンネリ化してしまい…しかもそんな状態に鈍感になっていました。
今回リモートワークを経験して、普段の行動がいかにワンパターンだったかあらためて感じました。
やっぱり環境が変わると気分も変わるし、外で仕事をさせてもらっている分頑張らないといけない気持ちにもなるので、普段より集中力も高まるような気がします。

・業務的なコミュニケーションの効率が意外と良い

リモートワークで仕事をしていると、普段対面で話している人ともメールやチャットツールを使ったテキストベースのやり取りが増えてきます。
最初は遠回りに思えたのですが、テキストだと自分の考えや聞きたいことを事前にまとめた上で相手に投げかけることができるので、意外に効率が良かったです。
また相手も内容を見てタイミングの良い時に回答できるので無駄な時間も減らせ、1対1や業務的なやりとりをするような場合は結構有効だと思いました。
やりとりの内容がメモとして残るのも良かったです。

・仕事の本題に集中できる

テキストだけだと難しい場合はオンライン通話や電話で相手とのやりとりを行いますが、普段対面で話しているとつい相手の顔色や仕草に気を取られたり、緊張してしまうことがあります…
これがオンライン通話や電話になると、良い意味で相手が見えない分必要以上に感情的にならずに済んだり、仕事の本題に集中しやすいような気がします。
長話にならないよう、話を切り上げる意識が生まれやすいのも良いところでした。

◯課題感

・現場の雰囲気、空気感などが伝わりづらい

リモートワークで現場にいない以上、どうしてもその場の雰囲気や空気感を感じることが難しくなってしまいます。
人づてだと正しく伝わってこなかったり、直接聞いても本当のところが見えづらかったり…
こればかりは直接自分で確かめないと分からないので、実際にその場に行ってみるのが一番だと思いました。
リモートと言ってもずっと離れていないといけないわけではないですし、何か定期的に現場に足を運べるような仕組みを作ったりイベントなどを予定するのも良いかもしれません。

・会議や一対多のコミュニケーションが取りづらい

リモートワーク期間は社内会議に参加することもあったのですが、会議中のちょっとした小話や意見が聞き取りにくかったり、モニターが小さくて共有資料が見づらかったり…結構会議に参加するのが大変でした。
自分では普段通りに話しているつもりでも、画面越しの相手には思った以上に伝わりにくかったようです。
伝えたいことや話の目的をはっきりさせたり、また資料もなるべく簡素化するなど普段以上の準備や工夫が必要になりそうです。
議事録なども使い、会議後のフォローもしっかりすると良いと思いました。

・普段の使い慣れた設備やツールが使えないと意外に辛い

リモートワークなのでいくつか場所を転々とすることがあるのですが、パソコン一つと言っても普段自分が使っている設備やツールが無いと意外に辛いかもしれません。
椅子、モニター、机、マウスパッド…
荷物にならない程度に、自分が使い慣れたツールや道具は用意しておくと良いと思います。

石垣島リモートワークを振り返って

これまで「リモートワークは思ったよりもできる」という声を耳にすることが多かったのですが、実際に現場で働くのと同じように働ける、となるにはいろいろと課題も感じました。
特にコミュニケーションの部分では普段以上の密さや工夫が必要だったり、上手く仕事ができないようなことがあれば周囲からは厳しい意見もいただくだろうと思います。

ただし、自分の好きな場所に住むことで心身ともに健康になれたり、家族との時間を増やせたり新しい友人が増えたりすることが、結果的にトータルで仕事面にもプラスに働くと思いました。
何より住吉や中川のこれまで見たことがないような自然体の姿や活き活きとした様子を見て、それこそがリモートワーク最大のメリットなんじゃないかと感じます。
暮らしや友人を選ぶような、どこか自然な気持ちで仕事や働き方も選べたり、そんな人たちを応援したり受け入れてくれる人が増えたらな、と思っています。

石垣の海を眺める住吉。自然体な柔らかい表情が印象的。
西表島の海を眺める住吉。自然体な柔らかい表情が印象的。

【番外編】とにかく濃くて、スケールが大きい!石垣の大自然に圧倒されました…

さて、ここまでリモートワークの話をさせていただきましたが、土日はしっかり気分転換!
住吉、中川、私の3人で石垣島のお隣、西表島へ行ってきました!

日本最大の仲間川マングローブ林を船から見学。
日本最大の仲間川マングローブ林を船から見学。
星砂の浜で初シュノーケリング。海に一歩入っただけで寄ってくる大量の魚に大興奮!
星砂の浜で初シュノーケリング。海に一歩入っただけで寄ってくる大量の魚に大興奮!
夕食後はナイトツアー。世界一安全なジャングルから見る夜景と、綺麗なカエルの鳴き声に絶句...
夕食後はナイトツアー。世界一安全なジャングルから見る夜景と、綺麗なカエルの鳴き声に絶句…
翌日はゲータの滝でトレッキング。今回はてっぺんまで行きます!
翌日はゲータの滝でトレッキング。今回はてっぺんまで行きます!
超がつくジャングルの迫力に唖然とする中川
超がつくジャングルの迫力に唖然とする中川
一生忘れられない景色になりそうです...
一生忘れられない景色になりそうです…

今回は大自然でのアクティビティも、心ゆくまで満喫させていただきました。
海も魚も山も川も生き物も、一つ一つがとにかく濃くてスケールが大きい!
こんな豊かで素晴らしい大自然がいつまでも残って欲しいと、本気で思いました。

[さらに番外編1]住吉のススメで初の柔術体験!技の奥深さに思わず聞き入ってしまいます...
【さらに番外編1】住吉のススメで初の柔術体験!技の奥深さに思わず聞き入ってしまいます…

[さらに番外編2]滞在中、何度もお世話になった八重山そば。箸が進みます!
【さらに番外編2】滞在中、何度もお世話になった八重山そば。箸が進みます!

[さらに番外編3]三線ライブを披露してくれた、気さくなにぃにとパシャリ。石垣の人たちとも交流できました!
【さらに番外編3】三線ライブを披露してくれた、気さくなにぃにとパシャリ。石垣の人たちとも交流できました!

【後日談】あれから一週間…何かが変わった?
リモートワーク体験会から一週間、現地での日々を思い出しながらブログを書いてみました。
本当に終わってみるとあっという間で、こうして思い出せるだけでも色んな事があったなーとしみじみ思います。

鎌倉に戻り、やっぱり慣れ親しんだ日常には安心感やありがたみを感じつつも、一方でなんとなく普段とは違うことができないかな、と少し思うようになりました。
ちょっと出かけること、足を伸ばしてみること、はじめての場所を覗いてみることに、億劫さや抵抗感を感じづらくなった気がします。

リモートワーク体験会での出来事はほぼすべてが自分にとって初体験、そしてどれもがプラスになる素晴らしい体験でした。
初めての場所や体験がもたらしてくれる刺激や楽しさ、ルーティンから外れることのワクワク感…石垣や西表島で過ごした日々は、そんなことにも気づかせてくれました。

この記事を書いた人

村式広報部

村式広報部