2017.10.25

【事例紹介シリーズ】平井カンパニー:時代の変化に素早く対応し続けてきた優良企業

株式会社平井カンパニーさまのWEBサイトリニューアルをさせていただきました

平井カンパニーTOP

「平井カンパニー」と聞いて、その名を知る一般生活者は多くないかもしれません。

しかし、この、業界トップクラスを走る創業90年の優良企業の商品群は、見えないところでわたしたちの食生活の下支えをしているのです。

今回のWEBサイトリニューアルにあたって、ビジネスで大切ないくつもの気づきをいただきました。

 

クライアント名:株式会社平井カンパニー

事業内容:食肉・食品加工機器、厨房機器、包装・計量機器の販売・メンテナンス

食肉食品加工室・機器設備のレイアウト設計 等

URL:https://hiraicompany.jp/

 

平井カンパニーの歴史は食生活の歴史

hirai02

https://hiraicompany.jp/history

 

企業の歩みを簡単にご紹介すると、

1930年(昭和5年)、町の商店街のお肉屋さんのための、いわばプロユースの包丁屋さんとして創業するも、戦争により廃業。

1947年(昭和22年)、終戦から2年後に営業再開してからは、日本人の食生活の変化に合わせ、ヨーロッパの食肉機械にヒントを得た商品を流通させる。

スーパーマーケットが興隆した高度経済成長期の1970年代にはスーパー向けのミートスライサーなどの製品を提供。

2000年、機械のメンテナンスを専門とする別会社設立。機械の導入先も、スーパーマーケットから生鮮プロセスセンター(仕入れ、加工、配送拠点)が主流へ。
(参考:「プロセスセンターとは」https://hiraicompany.jp/case_report/detail?case_report_id=541


2010年、顧客企業のプロセスセンター立ち上げの指南など、ビジネスパートナーとして、機械を売るだけでなくソフト面でもサポート、と業務範囲を拡大。

 

会社沿革を見ると、この企業の歴史が、そのままわたしたちの食生活やライフスタイルの歴史を表していることに気づくと思います。

かつて、わたしたちは、町の商店街のお肉屋さんで肉を買っていました。それがスーパーの精肉売り場で買うようになり、そのうちスーパーの業態や人材の変化によって、お肉は主にスライスされ、パックされたものを買うが主流となっています。

この、日本人の消費スタイルの変化、そして関連するパートナー企業や業界動向に対して俊敏な対応を続けているからこそ、業界のリーディングカンパニーであり続けられる。そんなお手本のようなストーリーを持つ企業です。

 

リニューアルから1ヶ月で早くも問い合わせ件数増!

 

今回のリニューアルは、10年前オープンさせた自社サイトを、この10年間の事業方向性の変化に合わせたものにするという狙いがありました。

そこで「プロセスセンター事業」という、新たな事業領域での取り組みを大きく打ち出し、お問い合わせへ導線強化をメインに構成、リニューアルさせていただきました。

 

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《リニューアルにあたっての主な改善点》

                ◎プロセスセンターの導入事例など、想定ユーザーにとって有益な情報を配置

                ◎モバイル対応

                ◎システムやセキュリティ面でのアップデート

                ◎SEOの見直し

                ◎問い合わせ増のためのサイト設計

 

上記の結果、リニューアル1ヶ月で問い合わせ件数が増えたとの嬉しい報告をいただいております。

「サイトは生き物。今後も設定目標達成のため、「カイゼン」を重ねていく」と、弊社担当 斎藤も意気込んでいます。

 

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《ネットショップ運営でお悩みの担当者さまへ》

村式はECサイト(ネットショップ)のリニューアルを得意としています。

サイトは、つくった後に手をかけ成長させ、カイゼンするというPDCAが不可欠です。

御社の課題をお聞かせください。

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この記事を書いた人

村式広報部

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