村式は今年の6月8日に5周年を迎えました。
いつも村式を応援してくださっている皆さま、
本当にありがとうございます。
先日、北鎌倉の古民家ふくすけで、5周年を記念した小さな宴を開きました。
参加してくださった皆さまも、
お越し頂くことができなかったお客さま、仲間、友人のみんなも
本当にありがとうございました。
宴会の席での中締めの挨拶で、
数えきれないほどお世話になったお客さんや仲間の顔を見ると、
まずいまずいと思いながらも、感極まって言葉がでなくなってしまいました。
思い返せば、サラリーマン時代に出会った友人5人で
「もっと熱く生きたい、仲間でいっちょおもしろいことを
やってやろうじゃないか」と、
迷いながらも、エイヤの気持ちで村式を起業してからはや5年。
常に仕事がたくさんある環境で働いていたエンジニア5人だけで
起業したため、特に最初の1年間は仕事を頂くのに苦労しました。
今考えると業界も違うし、実績もネームバリューも実力もないので
仕事がないのは当たり前です。
そもそも営業さんがどういう仕事をしているのか、
請求書の出し方すら知らないという、
無鉄砲な有り様。
当時は社員みんなでお金を出しあって、事務所で米を炊いて
近所のスーパーで安い食材を買って自炊しながら過ごす日々を
1年くらい続け、貯金通帳からどんどんお金が減っていくばかりの
ドキドキの日々を過ごしました。
そんな中でも、いつも僕らの可能性を信じて
応援してくれた人たちがいました。
実績信頼ゼロの僕らの、「一生懸命やります!」という姿勢だけを信じて
お仕事をくださった方。
無償で会社の顧問をしてくださったり経理を見てくださった大先輩。
色んなアドバイスをくれた先輩企業の方々。
村式のビジョンに共感して、ジョインしてくれた社員。
思い返せば村式の5年間は、
実績はなくとも、「こいつらならやってくれそうだ!」と
僕らの可能性を信じてくれた人たちとの出会いの連続だったと思います。
今、本当にありがたいことに会社も成長して、
社員、アルバイトスタッフを合わせて17人の組織になりました。
が、実は古民家の宴で改めて5年間を振り返った時
お越しいただいた皆さまへの深い感謝とともに、
今の自分たちが、可能性よりも、実績・安定・安心に重きを
置いてしまっていることに気付きました。
これはまずい。
そうではなくて、
僕らの可能性を見出してくれた方々のように
今の実力だけで判断するのではなくて、
いまできることから考えるのではなくて、
もっと人の可能性にかけた仕事をしていきたいし、
「どういう未来を作っていきたいのか!」というビジョンに
向かっていきたいのではないか。
と、改めて、ベンチャー魂を
奮い立たせて頂いた5周年記念の宴でした。
これまで村式とお仕事をさせて頂いたお客さま、
応援してくださった方々、本当にありがとうございます。
6年目の村式。
最高の未来を作るべく、邁進します!
今後とも、何卒よろしくお願いいたします!