2023.3.15

ウェブ解析士取得後:仕事にどう生きた?

未経験がウェブ解析士を受験してみた
石井

石井

先日「体験談:ウェブ未経験がウェブ解析士を受験してみた」を公開しましたが、今回は仕事にどう生きたのかをご紹介します!

仕事で経験が生きていると感じる2つの場面

大まかに分けて2つあります。
1. サイトリニューアル前のアクセス解析(現状分析)
2. 毎月の解析

1. サイトリニューアル前のアクセス解析(現状分析)について

まずは、サイトの「課題を出していく作業」と「仮説立てる」の2つを行うようにしています。課題をいくつか出した後で、「こういった要因があったから、お問い合わせや購入率が減っているのはないか」と仮説を立てます。

石井

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これはWEB解析士の講師の方も言っていたのですが、先にGoogle analyticsのデータを見てしまうと数字にとらわれてしまうからだそうです。

Google analyticsからデータを抽出し、その結果をいろいろな角度から見て「この結果が出ているから、おそらく◯◯だと考えられるだろう」と要因を見つけることができるようになったことが、仕事で生きているなと感じたことです。

【具体例】
・その週、その月だけアクセスが伸びていたら、そこでどんな出来事があったのか詳しく調べる。
・流入元(どこからサイトに訪れているのか)について、SNSからの流入が増えていたらどんな出来事があったのか、もしくは減っていたら投稿数はどうだったのか、SNSの分析も行う。
・流入元/メディアでは、SNS(Facebook・Instagram・Twitter)の中でも何が一番多く流入しているのかを調べる。
・どこで直帰・離脱(サイトから離れてしまう)なのか、それはサイトに満足してなのか、欲しい情報がなかったらなのかを仮説を考える。
・新規訪問率とリピート率を調べて、もっとリピーターを増やすには何をしたらよいかを考える。

アクセス結果から考えられること
石井

石井

Google analyticsだけでも組み合わせによって、多くのデータを抽出することができますが、Googleサーチコンソールやキーワード検索なども合わせて確認・分析する事で、より一層要因を考えることができるなと感じています。

データを抽出できてからようやく施策を考えていきます。
もちろんデータ上の数字だけが全てではないですが、今後リニューアルをする上で現状がどうなっていて、どこを改善すればよいのかが見えてくると、かなり大きな収穫ではないかと思います。

2. 毎月の解析レポートをお客様に提出

村式サイトがどうなっているかを確認して改善するだけでなく、毎月お客様に解析結果をご報告するのに経験が生かされているなと感じます。「結果を踏まえてこの月は情報発信が少なかったので、改善策として発信頻度を増やそう」という施策が出たり、「こういった取り組みをするとここのグラフにこういった数値が現れてくるので、注力していきましょう」などの施策を考えてお伝えすることができます。

looker studioで作成したアクセス表

こういった一枚の表で結果をまとめて、その月にあったイベントや数値から考えた施策も合わせて載せてあげると、非常に分かりやすいと感じます。

石井

石井

データの取り方は複数あるのでどのデータの抽出・指標が一番合っているのか、そこからどんな施策が考えられるのかもセットで、細かく見ていきいと思います。     

最後に

石井

石井

色々な考え方によって多くのデータが取れてくると思うので、引き続きウェブ解析の勉強を続けたいですし、解析後の施策についても柔軟な視点で考えていきたいです。これからもこの経験を生かして、実践を踏まえながら学んでいきます!   
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この記事を書いた人

村式広報部

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