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クリエイティブ元年:わたしが村式でしていること(1)

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最近非常に戸惑い気味のワタクシ。

自分自身の「自由裁量による働き方」について明確な説明をこれまでしてこなかったため、職務上、村式オフィシャルとして「働き方」について発信していく内容をどこから始めていいか戸惑っているのでございます。

わたしが村式で日頃どのような仕事に関与していて、どのように働いているのか。会社がそのスタイルを良しとしているのはどうしてなのか。
ひいては会社がどのような方向に行こうとしているのか、などをアウトプットせざるを得ないタイミングに来ているのでしょう。

社外はもとより、社内に向けても「働き方」と「会社の方向感」の話は繰り返ししておく方が良いですし。

 

 

 

・・・・しかしこれがちょっとめんどくさい。

だいたいわたしは「あの人は一体いつ仕事してるんだろう?」ぐらいに思われている方を理想としてるのです。

だけど、自分が戸惑う以上、避けていてもいられないので、この「めんどくさいの壁」を越えることにします。

働き方を説明するのに入社のイキサツから。

 

 

 

まさか入社するとも思わずに・・・

2016年5月。村式に入る前のこと。

以前から知り合いだった住吉と話していて、彼から今後の村式の方向性、大幅なイメージ転換を図るべき時期だと考えてるんだ、といったことを打ち明けられました。
「今のブランディングを刷新したら?」と言って、その場でフランクなディスカッションになり、とっても楽しかった。

ちなみにその場は、いわゆる「コーチング的なもの」(わたし、そんなこともしているのです)で、彼の中にあるモヤモヤをクリアにする場だった。それで急遽つっこんだ事業方向性の話、経営の話、社内の話になったわけです。

その時聞いたバックグラウンドストーリーから、「鯉を村式のシンボルにしたらどうだろう」「イメージカラーもピンクがいいね」というアイディアを、2人でかなり練って、「いいねえ」となりました。
我ながら本当にいいなと思ったけれど、まさか半年後に自分がそんなリブランディングを実行することになろうとは夢にも思っていませんでした。

 

→ 住吉とはこんな人

 

まともな人間たちでできているこの会社でやってみよう

その後、村式のあるクライアントの案件で、プロジェクトベースのクリエイティブプランナーとして参加することになりました。そのクライアントの発信したい世界観を理解できる人間が社内にいない(実際、相当にハードルが高い)という状況からそうなったのですが、オフィスに出入りしているうちに、この会社いいなと感じました。
なぜなら非常にフェアな人間たちでできている。いやなヤツ、いやらしいヤツ、せこいヤツがいない。とても新鮮でした。

創業の経緯も非常に共感できるし、何より創業メンバーそれぞれが、お互いのことを非常に尊重している。
フツー、男って競うじゃないですか。そういう動物だと思うんだけど、ときどきバカじゃないかと思う時もあります。
「俺が俺が」で自分が一番だと言いたがる。言わないまでも、思いたがる。
無意味な虚栄心で、人を褒めない。褒めたら負けとでも思っているのか、潰し合う。
ところがこの人たちには、それが一切ありません。それぞれの個性と実力を認め合って、信頼が成り立っている。
それぞれが本人のいないところで、「あいつは本当にいい男なんだ!」と言う。

これには本当にびっくりしました。奇跡的なことだと思うのです。
友情は、お金で買えません。

 

わたしはとにかく、次の時代は「フェアな人間の時代」だと思っています。
ズルく、セコく、エグく、「他人を陥れても勝ち上がった者の勝ち」みたいな価値観は好きじゃないし、今の世界の歪みって結局その価値観の賜物だったりするから、そうじゃない人間たちと新しい時代をつくりたいと思っているわけです。

それで取締役の西田とも話して、村式の社員になることにしました。即決です。
「今後展開していくにあたって、いろいろとやれることがあるだろ」というわけで。
しかしこの時点で、実際に何を具体的に展開していくのか、一切定かではありません。
「世界に出る。小さい話にしない」。それだけ。
やってるうちに見えてくるでしょうし、自分もやりたいことをやれば良い。

この西田とも以前からわたしは仲良くしてもらっていて、いやほとんど真面目な仕事の話なんてしたことがないのだけれど、お互いの人となりを熟知していました。

「何をやるかより、誰とやるか」だと思うんだよね、と西田はよく言っていて、わたしも実にそう思っています。

 

→ 西田とはこんな人

 

会社には行かなくても良い。無条件という条件で入社

それで、社員になるにあたって、懸念事項はある?と聞かれ、「毎日会社に来なきゃいけないとか、やだ」と答えました。
会社員になることで、それまでにやっていた色々なことに制限がかかってしまうのは本意ではありません。

「そんなの簡単だよ。来なくてもいいよ」
「いいの?じゃあOK!」

そんな感じでした。

というのも、わたしはいわゆる「社会人」として働き始めてから、「なんで毎日決まった時間に会社に行く必要があるのだろう」という疑問を解決できないままでいました。人に聞いてまともな答えを得られた試しがありません。「それが会社だから」とか言われるのです。
会社だから毎日決まった時間に会社に行く必要がある?よくわかりません。
インターネットが普及した後はますますわからなくなりました。
だって会社に行かなくたって、じゅうぶん仕事はできます。むしろ会社以外の方が捗ります。

そもそも「仕事」ってなんだろう、ということなのです。「会社に行くこと=仕事」ではないと思うのです。

労働時間というものも正直よくわかりません。
どんなにやっても無駄な日もあるし、何時間でも続けて仕上げてしまいたいときだってあります。
家のことをしたい日もあるし、平日の昼間に美術館に行くとか、散歩するとか、思い立ったら旅に出るとか。そんなこともできなくて、どんな新しいアイディアを生み出せるのか?
わたしには無理です。

それと、わたしの場合は自分個人でやっているちょこちょことした仕事もあり、村式の事業ドメインとしてはやれないことも、個人としては続けたい。
色々な、複数のことができる人生の方が自分は好きで楽しくいられるから、それを放棄したくない。

つまりわたしは「我慢ができない人間」ですので、自分の何かを犠牲にしている、と感じたまま無意味に会社に「行く」のは無理です。
それで何かを犠牲にしている人特有の「本当は●●したいんだけどね〜」みたいなセリフを言うことに耐えられません。「本当は●●したい」なら「すればいいじゃん」としか思えないのです。

この人生で、その時にやりたいと思うことをやって、満足して死ぬことを理想としています。やり残した、とか、ああしておけば良かった、のような山のような後悔とともに死ぬのは避けたいと考えています。
311の震災以降、特にその思いを強くしました。

 

そして、上述のような考えをことさら話し合ったわけではないのに、住吉も小池も西田も「いいよ!」だけで話が決まりました。

阿吽の呼吸とはこういうことだと思います。ありがたいと思いました。

 

→ 小池とはこんな人

 

「ブランディングをやる」以外の約束事はなし

住吉からは「自由にやっていいよ。毎日来なくてもいい。大事な会議には出てね。ブランディングを担当してください」とだけ言われました。

実にさらりとしたものですが、この決断は会社にとっても今後のダイバーシティ推進の可能性をはかるひとつの実験だったはずです。

 

>>>つづく

この記事を書いた人

村式広報部
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